
02.自家現像用品
はじめに
写真フィルムの自家現像に興味はあるけど不安を感じている人向けにまとめています。
自家現像は人それぞれのコダワリや好みがあり、様々な方法を試すのも楽しみの一つです。
しかし、それが未経験者にはかえって不安を与えてしまうこともあるようです。
お金を払って失敗したらどうしよう…当然の気持ちです。
この記事では、
・モノクロフィルムの現像。
・とりあえずこれを揃えれば失敗しない。
・適当なものを揃えて後々買い替えしてしまうことにならないようずっと使えるもの。
・品数が多く、どれを買って良いか迷ってしまいそうなものは敢えて独断で明示。
・ミニマムに揃えてしまうと手際が要求されるので、必要なものは記載。
…という視点で用品を紹介します。
自家現像に必要な環境
多くの人は暗室なんて持っていません。
作業デスクと浴室があればOKです。
もし液体を卓上で扱うのに不安がある方は浴室で全部の工程を行っても問題ありません。
…が、冬場は寒く、待ち時間が手持ち無沙汰になりがち。
僕は現像工程はデスクで行い、ネット動画を眺めつつ作業しています。
必要な道具:容器編
※用品名をクリックするとamazonや機材用品店通販へジャンプできます。
薬品保存ボトル(1リットル) x 3
「現像液用」、「停止液用」、「定着液用」の3つあると便利です。
500ccのものもよく使われていますが、薬剤は1リットルで溶く場合が多いので、1リットル容量を強く進めます。
定番商品:エツミ ポリビン 1000cc

メスカップ(1リットル) x 3
「現像液用」、「停止液用」、「定着液用」の3つ必要です。
1つのメスカップで作業する方もいますが、手際が要求されるので薬液の分だけあると安心です。500ccのものもよく使われていますが、パターソンタイプの現像タンクで2リール現像すると、液は約600cc必要なので1リットル容量が安心です。

メスカップ(1リットル) x 1
作業用にもう1つあると便利です。
液温の調整をする際に、このカップに氷水や温水を入れ、上のメスカップを浸けるので口径の大きいものが使いやすいです。

空のペットボトル(2リットル) x 1
水洗促進剤クイックウォッシュ(QW)は2リットルで溶くので必要です。
きちんとしたボトルじゃなくても飲料の空きボトルで十分です。

スポイト(ピペット) x 1
10cc容量のものが使いやすいです。

メスシリンダー x 1
50cc容量のものが使いやすいです。
薬液の濃度に影響するのできちんとしたメーカー品をお勧めします。

温度計 x 1
精度の高いものがベストですが高額です。
かといって、安物では精度が悪すぎるのでメーカー品の普及品をお勧めします。

攪拌棒と漏斗 x 1
攪拌棒は専用のものが使いやすいですが、最近は売っていません。
柄の長いマドラーで代用出来ます。
漏斗は小さなもので十分です。。

現像タンク x 1
ステンレスやプラスティック製、定番メーカーもいくつかあり、どれがベストかは人それぞれです。
ステンレス製タンクのリールは初心者には巻きにくいかも知れません。
最初はパターソンタイプのタンクであれば問題ないと思います。
1リールタイプもありますが、2リールのものが効率が良いと思います。

必要な道具:小物編
※用品名をクリックするとamazonや機材用品店通販へジャンプできます。
ダークバッグ x 1
エツミのダブルジップのダークバッグが定番でした。
現在は入手が難しいので他メーカーから探すことになります。
大きめが使いやすいのでLサイズ以上を推奨です。
なお、ダークバッグは使用後はゆるくまるめて仕舞うのが長く使うコツです。
きれいに畳んでいると折り目が擦り切れてきて穴が空きやすくなります。

フィルムクリップ
ステンレス製のものがスタンダードですが、最近はプラスティック製もあるようです。
洗濯バサミでも代用可能ですが、乾燥中に万が一フィルムが落下すると残念ですので、専用品がオススメです。

フィルムカッター
バックライトがついていてフィルムを透かしながら真っ直ぐにカットできるツールです。
ハサミやカッターでも代用可能ですが、カール癖の強いフィルムだったりすると意外と面倒ですのでストレスになるようでしたら購入を勧めます。

ハサミ&カッター
お家にあるもので十分です。
可能であれば作業用に用意しておくと、効率が上がります。

フィルム収納ファイル&リフィル
フィルムを綺麗に保管するため専用ファイルを用意しておきましょう。
